旅行・地域

2008年8月28日 (木)

山中温泉

学生さんたちと山中温泉に宿泊旅行しました。芭蕉が「桑三の名湯」と讃えた由緒ある温泉であり、大聖寺川に沿った山紫水明の温泉郷です。

1泊7000円ほどの(格安?)旅館にもかかわらず、豪華な食事を次々に平らげ、ほろ酔い気分で渓流を見下ろす露天風呂にゆっくり浸かっていると、芭蕉が桃源郷もかくやと詠んだのも分かる気がします。

2日は午後から自由行動にしたので、男子を率いてゆげ街道から鶴仙渓を散策し、周回バスで栢野(かやの)の大杉を拝みつつ草団子を頬張りました。大杉には学問のご利益があると聞くや、就活や試験を控えた学生さんは真剣にお参りしてました。

温泉街というと宿泊旅館周辺を散歩するだけというのが一般的だと思いますが、山中ではガイドさんつきの周回バスを運行しており(2日間乗り放題で300円)、温泉街周辺の名所旧跡を楽しむことができます。

また、学生が多いせいか、旅館でもお店でもかなりの割引をしてもらいました。昼食を食べた釜飯屋など、割引のうえに大盛となり、お茶受けの落雁までひと箱頂戴しました。接遇もどこへ行っても気持ちよく、すぐに文句をたれる女性陣も満足なご様子。

地域興しと観光のビジネスモデルとしても、山中温泉は模範的な事例だと思いました。

 

なお、久しぶりにカラオケもしましたが、こちらは自重。プッチモニを強制された男子の頑張りに加点したいと思います。

2008年2月 4日 (月)

スキー合宿

先週は学生さんたちと2泊5日(2日は車中泊)のスキー合宿に行ってきました。出発2日前に発熱してしまい、薬漬け&完全防寒で臨んだ合宿ですが、案に相違して合宿中は一番元気でした。場所は白馬(鹿島槍)で、3日とも好天に恵まれました。

およそ5年ぶりのスキーでしたが、身体が覚えているせいか、1、2度ゆるい斜面を滑降すると身体がうずきだし、頂上(標高1500m)から中上級者向けのコースを一気に攻めるなど、初日で全コースを制覇しました。

ただ、学生さんの大半が初心者なので、同行者を選ぶのが大変でした。2日目は初心者に「プルークボーゲン」など教えたりしましたが、初心者向けコースを30分かけて滑るのはあまりに退屈。午後からは「シュテムターン」ができる女子学生を選抜して、3000mの林道コースめぐりに赴きました。平日で客がまばらだったせいか、林道はとても深として趣深く、女性陣も満喫の御様子です。

3日目はさすがに疲れたので、初心者コースで学生と戯れ、最期はスノボに挑戦しました。片足のスキーだろうと簡単に考えたのが運の尽き。ゲレンデで立つのも一苦労なら、スケーティング時もバランスとるので精一杯。腰も据わらずふらふら横滑りしていたのですが、エッジを引っ掛けボードが真下を向いた途端に制御不能。人もまばらなゲレンデで派手な転倒劇を演じてしまいました。

それにしても、学生とは恩知らずなもので、スキーが滑れるように教えた小生に対して、ボード装着状態でリフトに乗せて(これが一苦労)、ゲレンデまで連行した挙句、

「アハハ、立てないんですね!? じゃ、先行きますね~♪」

とスイスイ降りていきやがった。(呆然)

勉強してる分野との関係で、お前それはマズイだろう、と叫んでも後の祭り。こうなったら単位を・・・と暗黒面に傾いた合宿でした。

なお、宿泊した黒部観光ホテル、大浴場に露天風呂が最高で、初心者組も含めて全員が満足した合宿でした。ケガ人もでず、本当によかったです。

2007年9月24日 (月)

近江牛?

きっかけは家内の一言、「牛ステーキが食べたい!」

焼肉でもすき焼きでもなくステーキじゃなきゃイヤ,となると,とたんにハードルが高くなります。ファミレスとか鉄板焼き屋も除外すると,デパートか牧場,あるいは街中でひっそりと営業している専門店を見つけるほかありません。

で,「但馬牛」「三田牛」「丹波牛」「近江牛」・・・と検索したのですが、いずれも高い。近江牛など,ちょっとしたコースで一人1万円は超えます。

いや,物には原価があり,国産ブランド牛のステーキとなると高くて当然なのですが,しかしアニメDVDのときと同じく,とても小生の家計では手がでません。

ということで,ネット検索を断念し,一か八か現地で安い店に飛び込もうと,当てもなくクルマを走らせたのですが-ちょうど実家の両親が遊びに来てたので,ドライブがてら出かけました-,ネットで見つからないものを,運転中の肉眼で探すのは無理。

渋滞はあるし,店はみつからないし,家内の機嫌は悪くなるしで,とうとうショッピング・センターに駐車し,とにかく何か食べようということになりました。クルマで2時間も揺られてファミレスかいな!!、と家内は爆発寸前。実家の両親もなんとなく期待はずれのご様子。

一か八か,駐車場からチラと見えた「炭火焼」の看板に賭け,ショッピング・センターを後にして駆け込んだその店は「焼肉店」。ファミレスよりましだろうとなだめすかして入ったのですが。。。

近江牛厚切りロース 3000円

ありました、ありましたがな。

ロースはイヤ,ヒレがいい,などとはさすがに家内も言いません。というか,別に注文した近江牛ファミリーセット6000円の一品目,上ユッケが実に美味しく,しゃぶロース,中落ちロース,タン(1ダースほど!),そしてお待ちかね厚切りロースと,近江牛を心ゆくまで堪能するうちに,ステーキでも焼肉でも旨けりゃええがなと,家内も両親も大満足。

しかも,たらふく食べて 9000円

原価大丈夫かと思いつつ(まぁ,ロースとタンですし!),リーズナブルに近江牛を楽しみ,「今日の事は忘れない」と家内からお褒めの言葉も頂戴し,無事に3連休を乗り切ることができました。

場所は京都の亀岡駅の近くにある焼肉店。看板と店名はちょっと古臭い感じですが,内装は黒を基調として照明もほのぐらく,JAZZも流れている今風のレストランです。各テーブルがきちんと仕切られているので,カプールでも楽しめます。

なぜ亀岡で丹波牛ではなく近江牛なのか,という謎は残りますが,産地や入手経路を詮索するのは食通の仕事。庶民は難しく考えず,

安くて旨ければよし!!

2007年8月 6日 (月)

城崎温泉

しばらくブログをお休みしている間、若い人たちと城崎温泉に出かけてました。城崎といえば志賀直哉「城崎にて」を通じてしか知りませんでしたが、たしかに風情のある町並みです。300円ほどの入湯券を買えば宿泊先以外の温泉も入り放題というわけで、浴衣をまとい、なれぬ下駄で街中を闊歩しました。

意外だったのは、海がすぐ近いにもかかわらず、城崎がとても蒸し暑かったことです。近隣の豊岡は「各地の最高気温」などでよく取り上げられていますが、城崎の暑さも相当です。やはり温泉は、秋も深まる頃に訪れるのがよいようです。

2泊3日の逗留だったので、温泉を堪能した後は、「城崎マリンワールド」に足を伸ばしました。入場料は大人2310円ときわめて高く、入り口ゲート付近でしばし逡巡したほどです。しかし、思い切って入ってしまうと、これが実に楽しい。大阪海遊館よりは狭いかもしれませんが、様々なショーやアトラクションがあり、娯楽度では十分に互角です。

若い人たちはペンギンの散歩(順路をペンギンがよちよち歩く)を喜んでましたが、小生にとって一番の圧巻は、トドのダイビング(!)でした。これは、全長3メートルはあろうかという巨大なトドが、高さ5メートルほどの岩場によじ登り、天辺で逆立ちなどしたあと、おもむろに水面に飛び込むという見世物です。しかも複数のトドが入れ替わり立ち代り何度も飛び込んでくれます。これだけでも2000円の価値はあると思いました。

トドはセイウチなどと並んで「海獣」に分類されるそうですが、図体だけでなく、その鳴き声も分類どおり迫力満点。ただ、聞き覚えがあるなと思って考えているうちに、「トドのようないびき」という言葉を思い出して、ひとり失笑しました。

そんなこんなで、充実した小旅行でした。

2007年7月17日 (火)

鮎狩り

先の3連休で短期の家族旅行に行ってきました。人ごみが苦手なので、温泉と清流で(関西では)有名な「雪彦山」の麓です。台風と地震で全国的には生憎の連休でしたが、合間を縫うようにして「鮎狩り」を楽しむことができました。

鮎狩りというのは、川に放った鮎を自分で捕まえるという遊びです(もちろん、遠くに逃げないようネットで仕切ってあります)。鮎は頭から石の間に隠れるので、その習性を利用して・・・と、予習したものの、水量が多いのと水温が冷たいのとで、今回はいけすでの鮎掴みとなりました。残念。

ただ、小生、鮎狩りはもちろん、川遊びの経験自体に乏しいので、かなり童心にかえって楽しみました。子供も最初は手づかみを嫌がってましたが、じきに慣れてくると大胆になり、最後は網で一網打尽、というところまで上達しました。遊びにかける子供の集中力と器用さはたいしたものです。

鮎狩りの後は、塩焼き、から揚げ、南蛮漬けと、鮎のフルコース。6-7匹ほど平らげたところで、雨が降り出したので、急ぎ「鮎の慰霊碑」に合掌して、岐路につきました。捕りたての鮎は実に美味そのもの。鮎さまに大感謝です。

1人5000円ほどかかりますが、渓流の自然や生物と親しめる点で、娯楽としては高尚かなと納得しています。子供の思い出づくりのためにも、できれば恒例にしたいと考えました。

もっとも、費用は全部家内のご両親が出してくれたのですが。。。(とても小生の家計ではできないお大尽です orz) 

Ayugari_007 Ayugari_025

2007年5月27日 (日)

信長

昨夜から突然実家の両親がお泊りに来て、今日は予期せぬドライブとなりました。天気がよかったので名神を突っ走り、滋賀県安土町の「信長の館」(入館料500円)まで足を伸ばしました。

小学生の頃に「信長の野望」にハマった小生ですが、じつは信長ゆかりの土地や史跡を訪れるのははじめてです。たしか安土城は光秀に火を放たれて何も残っていないので、石垣跡ぐらいしかないよなぁ、と思っていたのですが・・・

「復元 安土城天主」

これはスゴイです。1992年のセビリア万国博覧会に出品された復元模型ですが、朱塗りの5階部分と金箔で覆われた6階部分がまさに「原寸大」で設置されており、じつに壮麗です。内部の壁画や天井画も眺めることができ、神道、儒教、道教、仏教、キリスト教を融合させた、信長の一種異様な世界観を感じることができます。

信長というと南蛮趣味の武人というイメージが強かったのですが、今回の見学で、神秘主義への傾倒もたしかに感じるものの、グローバルな世界観をもった有数の知識人だとわかりました。そして、信長のスケールについていけない守旧派が、光秀を誘って本能寺の変を引き起こしたのだろうと想像しました。

敷地内にレストランもあり、近江牛を用いた「信長ハンバーグ」「戦国焼き」などが注文できるようですが、先着10名までの限定商品。残念ながらまたの機会になりました。