大恐慌になるのかな
インデックス投資に慣れてくると、株価が急落しようが為替が動こうがあまり関心はなくなります。長期的な経済成長を頼りにインデックスを毎月定額積み立てるだけなので、世間で株価暴落を大騒ぎしていても、次の買い付けは安く買えるなぁ、ぐらいの感想を抱くぐらいが関の山です。
ただ、相場の変動に一喜一憂しなくなることは、腰を据えて投資を続けるうえでは大切なのですが、相場の動きに示される世界の大きな変化について、うっかり見逃してしまうおそれもあります。(逆に、相場に張り付いている人は、過度に悲観的になったりするのかもしれませんね。)
インデックス投資は、長期的な世界経済の成長(=株価上昇)を前提にしていますが、それだけではありません。暗黙のうちに、現在の経済活動に深く関わる法律や制度、あるいは権力の所在などが、今後とも同じように続く、とみています。
しかし、実際に20世紀に起こったことを並べると、イギリス帝国の凋落、社会主義経済圏の形成と崩壊、世界大戦による富と生命の暴力的破壊など、想定しがたい事件が相次いでおきています。日本でも、敗戦で社会の構造ががらりと変わるとともに、預金封鎖と通貨切替、資産課税や農地解放など、所有権を侵害する施策も実施されました。
要するに、インデックス投資法が成功するためには、世界が平和で日本も米国も破産しない、ということが必要なわけです。
しかし、ひとたび体制的な危機が生ずると、たとえ何億円持ってたってダメです。他ならぬ国家が所有権を(あるいは生命をも)侵害するのですから、国家権力を動かす力を持つごく少数者しか、安全ではいられません。
小生も含め、庶民大衆は、小金に頼るのではなく、時代の変化を受け入れて、新しい状況下で生きるすべを、一から考えねばならないようです。
貯金が0になったりすることは、耐え難い苦痛ですが、世の中に確実なものはない、万一のときは自分の能力(脳力)だけだ、という覚悟しつつ、楽観的な未来(日経平均が4万円を超えるとか)を期待したいものです。
・・・いろいろ難しいことを考えたのは、枕元でこの本を読んだせい。
「金持ちになる条件とは」「格差社会が崩壊する日」といった章が大変に面白く、著者の狙い通りに鬱々しました。 (;´Д`)アワアワ












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